1992年3月、発足間もない「救援関西」の仲間と山科さん(左から3人目)=救援関西提供 ■「私の使命」、世界でヒバク語る 3月13日死去(肺炎) 102歳 4月21日に大阪市内で開かれた「チェルノブイリ原発事故38年の集い」の冒頭、参加者全員で黙祷(もくとう)した。「救援関西」の振津かつみさん(64)は「これ以上ヒバクシャをつくらないで」という山科さんの生前の言葉を振り返った…